会社設立にあたって登記する事務所が必要になります。自宅住所でももちろん可能ですが、名刺に自宅住所を印刷するのははばかられる人も多いと思います。そこで近年人気を集めているのがレンタルオフィスです。
レンタルオフィスとは、すごく簡単にご説明しますと、オフィスに必要なオフィス家具(デスク・チェアー・棚など)はもちろんのこと、パソコンにファックス、コピー、それに電話回線にインターネット回線など、いちからすべて自分たちの手配にてそろえなくとも、契約をした一定の期間に限り、そっくりそのままオフィスに必要なもの一式を借りることができるサービスのことを言います。もちろん、内容の選択は可能です。ですから、応接セットや本棚の追加、それに植物など、オフィスを彩るものも借りることが可能です。
今ではこういったレンタルオフィスサービスはたくさんあるので、ニーズに合った選択が可能です。良い意味で選ぶ苦労もありますが、まずは「日額」を出してみると良いでしょう。次にアクセスの良さも考えてください。どこのレンタルオフィス事業社でも、必要最低限のオフィス家具および用品は揃えているはずなので、次は「+アルファー」の要素も見極め、しっかりと選択しましょう。インターネットの口コミも参考にしても良いでしょう。
また、個別のオフィスはまだ必要ないが作業スペースは欲しいという方もいると思います。個人事業主の多くは実はこちらではないでしょうか。そういう方にはレンタルオフィスの一形態としてコワーキングスペースをお勧めします。施設によって違う場合もありますが、基本はコワーキングスペースでも登記は可能です。レンタルオフィスと違う点は、個別の部屋ではなくてそこを利用する人たち共有の作業スペースであるということ。仕事作業をするのに必要な環境が揃った図書館と理解するといいのではないでしょうか。中には、同業が多く集まるようなコンセプトのコワーキングスペースもあります。例えば、こちらの大阪のコワーキングスペースなどは、WEB業界、特にクリエイターに特化したコワーキングスペースになります。このようなところだと人脈も増やせて一石二鳥です。